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2012年6月6日水曜日

6/5 第1回


事前にやったこと(私)
IPアドレスの変更
vi /etc/hosts  ホスト名とIPアドレスを解決するファイル
vi /etc/hostname ホスト名を定義するファイル
vi /etc/network/interfaces IPアドレスを設定するファイル
vi /etc/ssh/sshd_config  リモート接続 sshの設定ファイル
 Port 22 --> Port 10022
rm /etc/ssh/ssh_host_*  サーバを個別化するsshのファイル。削除しているのは、無い場合は、起動時に再度作られる。

当日やったこと(みなさん)
ノートPC編
●パッケージを最新にする。
右上のボタンをクリックしてTerminalと入力し、「端末」を開く
そして、以下を実行
sudo -i
<ログインパスワードを入力>
管理者ユーザになったので以下を実行
apt-get update
apt-get upgrade

●Google Chromeをインストール
Googleのページに行ってGoogle Chromeをインストール

●ログイン名の確認
もう一つ「端末」を開き、以下を実行
whoami
ここで表示されたユーザ名をサーバ上で作成する。


サーバ編
●サーバの配布
不明な人は、先生か私に聞いてください。残り9サーバ

●最初のログイン
ssh -p 10022 masutani@IPアドレス
IPアドレスとパスワードは、XXXXXX (先生か私に聞いてください。)

●自ユーザの作成
sudo -i
管理者ユーザになったら、自ユーザを追加(ここでは例としてユーザ名をtest01としています。)
adduser test01
Adding user `test01' ...
Adding new group `test01' (1002) ...
Adding new user `test01' (1001) with group `test01' ...
The home directory `/home/test01' already exists.  Not copying from `/etc/skel'.
adduser: Warning: The home directory `/home/test01' does not belong to the user you are currently creating.
Enter new UNIX password: <パスワード-Ubuntuノートでの自分のパスワード>
Retype new UNIX password: <パスワード-Ubuntuノートでの自分のパスワード>
passwd: password updated successfully
Changing the user information for test01
Enter the new value, or press ENTER for the default
     Full Name []: 自分の名前
     Room Number []: <Enterキーを押す>
     Work Phone []: <Enterキーを押す>
     Home Phone []: <Enterキーを押す>
     Other []: <Enterキーを押す>
Is the information correct? [Y/n] y
adduser test01 sudo
Adding user `test01' to group `sudo' ...
Adding user test01 to group sudo
Done.

ここで、一旦サーバから抜けるのでサーバからログアウト
exit

再度、自分のPCから抜ける。
ssh -p 10022 自分のユーザ名@IPアドレス
パスワードは”Ubuntuノートでの自分のパスワード
ログインができたら以下を実行する
sudo -i
管理者ユーザになれればOK。
ここで、一旦サーバから抜けるのでサーバからログアウト

exit


●リモート接続用の鍵を作る
ノートPCで「端末」を開き、以下を実行する(必ず新しく「端末」を開くこと)
ssh-keygen -t dsa
Generating public/private dsa key pair.
Enter file in which to save the key (/home/test01/.ssh/id_dsa):
Created directory '/home/test01/.ssh'.
Enter passphrase (empty for no passphrase):
Enter same passphrase again:
Your identification has been saved in /home/test01/.ssh/id_dsa.
Your public key has been saved in /home/test01/.ssh/id_dsa.pub.
The key fingerprint is:
db:bb:b0:bb:7e:8c:79:cc:00:96:fc:fd:79:99:90:64 test01@ubuntu1204server
The key's randomart image is:
+--[ DSA 1024]----+
|                 |
|                 |
|     . .         |
|      =     E    |
|     . oS. o .   |
|        oo. o    |
|        oB.. o o |
|        oo*.o +  |
|       .==o. .   |
+-----------------+

以下を実行する。
cat ~/.ssh/id_dsa.pub
マウスカーソルでコピペする。
ssh -p 10022 自分のユーザ名@IPアドレス
でログインをして、以下を実行
mkdir .ssh
chmod 700 .ssh
vi .ssh/authorized_keys
マウスでコピペしたものをはりつけする。
vi コマンド 「i」を押して、貼付けて、シフトキーを押しながら「z」を2回押す

当日は、表示されたものをマウスカーソルでコピペしたのだが、以下を行うと速い。
ssh-copy-id '-p 10022 自分のユーザ名@IPアドレス'  -i ~/.ssh/id_dsa
自分のユーザ名@IPアドレス's password:
Now try logging into the machine, with "ssh 'root@192.168.10.6'", and check in:

  ~/.ssh/authorized_keys

to make sure we haven't added extra keys that you weren't expecting.

一旦ログアウトして
ssh -p 10022 自分のユーザ名@IPアドレス
してみよう。どうなった。
 なぜパスワードが表示されない。パスワードは無くて平気?の話

システムメンテナンス
sudo -i
apt-get update
apt-get upgrade

いつやるの?デスクトップでもやる。

ここで終了。

雑感
参加者は、本当に文科系?女子のみでした。途中、夕焼けあり、最後にドリアンキャラメル
の試食会があったり(いつも思う。あの机の箱はヤバい)。

2012年5月6日日曜日

Ubuntu 12.04 LTS Serverのインストール

どういう形態で仮想マシンが提供されるかどうか分からないが、Ubuntu サーバのインストールについて記載をしておく。

メディアの入手先
http://www.ubuntu.com/download/server
何もなければ、64bit版を入手しておく。(各自のパソコンには決してインストールしてはならない。)

日本語を選択

 Ubuntu Serverをインストールを選択

日本語の翻訳が不完全とあるが、一カ所だけだったので、「はい」を選択

日本を選択

とりあえず「日本語」を選択

日本語を選択

ホスト名を入力する。使えるのは英語大文字小文字(普通は小文字)とハイフン(ー)。
ホスト名を自分の名前を含めた形にする(例 yamada-host)

自分の名前を入力する。(例 Taro Yamada)

ユーザ名を入力する。ただし、ここでは、自分のパソコンと同じユーザ名にする。
またユーザ名は忘れないように。

パスワードを入力
パスワードは忘れないように。

確認の意味でもう一度パスワードを入力

暗号化は「いいえ」を選択

タイムゾーンの確認。唯一英語で表示されてしまうが、ここでは「はい」を選択

パーティションの設定。ここでは
「ガイドーディスク全体を使い、LVMをセットアップする」を選択する。

パーティションニングをするディスクを選択は、そのまま「 Enter」を押す。

ディスクへの変更を書き込み、LVMを設定しますかは
「はい」を選択

このまま、「はい」を選択

ディスクに変更を書き込みますかは「はい」を選択

HTTPプロキシの情報は、何も入力せずに「はい」を選択

「自動的にアップデートをしない」を選択
注意:アップデートは自分で後で必ず行う。忘れないように

OpenSSH Serverを選択(選択は、スペースキーを使う。米印が表示される)して、TABを押し、「続ける」を選択。

少し時間が経つと、上記の画面が表示されるので、「はい」を選択する。

インストールの完了で「続ける」を選択する。そうするとサーバが再起動するので、そのまま起動するまで待つ。

ログイン画面が表示されるので、ユーザ名とパスワードを入力してログインする。

ログインすると、上記にIPアドレスが表示されるので、これをメモしておく。

次に、以下のコマンドを入力する。
sudo -i
ログイン時のパスワードを入力。

以下のコマンドを入力して、もう一度ネットワークの確認をする。
ifconfig
上記のようにIPアドレスが表示されるはずである。

●仮想マシンがVMwareであれば以下を実行する。
apt-get install open-vm-tools

●アップデート
以下のコマンドを入力する。
apt-get update
apt-get upgrade
正しく終了したら、以下のコマンドを入力する。
reboot
再起動するので、起動するまで待つ。起動してきてもログインはしない。

●パソコンからのアクセス。
パソコンを起動して、ログインする。
Dashホームから「端末」を起動する。以下のコマンドを入力する。
ssh IPアドレス(先ほどメモをしたアドレス)
The authenticity of host 'IPアドレス can't be established.
RSA key fingerprint is XXXXXXXXXXXXXXXXXXXX.
Are you sure you want to continue connecting (yes/no)? 
と表示されるので
Yes
と入力する。

パスワードを聞かれるので、サーバのパスワードを入力する。
これでサーバにログインできるようになる。今後は、各自のパソコンからアクセスする。

これでサーバのセットアップは完了。

その他の設定など

Libreofficeのプラグイン
以下のパッケージを入れておくと便利。


libreoffice-presentation-minimizer : プレゼンテーションのサイズ調整
libreoffice-presenter-console : プレゼンテーションの発表者ディスプレイ
libreoffice-pdfimport : LibreOfficeでPDFをインポートできるようになる
libreoffice-ogltrans : LibreOffice ImpressでOpenGLを使う
libreoffice-wiki-publisher : MediaWiki(Wikipediaと同じ)で利用できる
libreoffice-writer2xhtml : Writer/CalcでXHTMLへコンバート
mozilla-libreoffice : Mozilla用プラグイン
openclipart-libreoffice : OpenOffice.org/LibreOfficeのクリップアートギャラリー
libreoffice-java-common  : Javaのサポートファイル


端末を開き以下のコマンドを実行
sudo apt-get install libreoffice-presentation-minimizer libreoffice-presenter-console libreoffice-pdfimport libreoffice-ogltrans libreoffice-wiki-publisher libreoffice-writer2xhtml mozilla-libreoffice openclipart-libreoffice libreoffice-java-common

Google Docsとドキュメントをやり取りできるようにする
以下を開き

http://code.google.com/p/ooo2gd/downloads/detail?name=ooo2gd_3.0.0.oxt&can=2&q=
以下のファイルをダウンロード
http://ooo2gd.googlecode.com/files/ooo2gd_3.0.0.oxt

ooo2gd_3.0.0.oxtファイルを右クリックしてLibreofficeで開く。
拡張メニューとしてインストールされる。その後Libreofficeを全て閉じる。
Libreofficeを開くとフローティングウインドウが表示されるので、そこからGoogle Docsへログインをする。その際、Gmailのアドレスは完全なメールアドレスを使う(例 foobar@gmail.com)。
これでGoogle Docsにあるファイルを編集したり、保存ができるようになる。


PDFプリンタ

sudo apt-get install cups-pdf
プリンタとして、PDFが使えるようになる。PDFへ印刷をすると、ホームディレクトリのPDFディレクトリにファイルが作成される。


必須ではないが、あると便利、面白いアプリ
nevernote(NixNote)   Evernoteの互換ソフト
currentから
nixnote-1.2_i386.debをダウンロードして、そのファイルをファイラー上でダブルクリック。

Adobe互換ソフト
inkscape ベクターデザインをする(Adobe Illustratorみたいなソフト)
gimp     画像処理ソフト (Adobe Photoshopみたいなソフト)
Dashホームから「端末」を開き、以下を入力。
sudo -i apt-get install inkscape gimp


Gmailの通知 gm-notify
sudo -i apt-get install gm-notify


インターネットラジオ  radiotray
sudo -i apt-get install radiotray


mozc google日本語の入力
Dashホームから「端末」を開き、以下を入力。
sudo apt-get install ibus-mozc mozc-server mozc-utils-gui
パスワードを聞かれるので、ログイン時のパスワードを入力
画面上部右側のキーボードのアイコンをクリックして、「設定」を選択

インプットメソッドの選択でMozcを選択。標準のAnthyを使いたくない場合は、Anthyを削除する。

日本語の入力のトグルは、
「Ctrl」+「スペース」
で日本語と英語の入力の切り替えができる。

●vi/ssh/scpの訓練
コマンドラインやエディタのチートシート(日本語でいうとカンニングシート)がある。
学生は一通り読んでおいたほうがいい。

これで、一通りのUbuntuデスクトップの設定は完了した。ほぼやりたいことは出来るようになったはずである。これは出来ないのかということがあれば、メーリングリストで問い合わせして欲しい。ちなみに、先に言っておくが、iPhoneとの同期はできないので、それだけは諦めてほしい。

●Ubuntu Magazine
古い記事は、バックナンバーが公開されているみたい。
http://ubuntu.asciimw.jp/cate/5001/


次回は、Ubuntuサーバのインストールである。

DroboxやUbuntu Oneなどのストレージ設定

今回は、ストレージサービスのインストールを行う。
まず、事前にDropboxの招待を受けておく事。Ask 先生!

Dropboxのインストール
まず、Ubuntuソフトウェアセンターを開く

開いた画面、Dropboxというソフトを探す。

Dropboxが見つかったら「インストール」をクリック

認証が表示されるので、パソコンのログイン時に入力したパスワードを入力する。

「追加」をクリック

「Start Dropbox」をクリック

上記の画面が表示されたら「Don't Ask Again」をクリックする。

すでに、招待を受けているので、「すでにDropboxアカウントを持っています。」
を選択して、アカウントを入力する。この先は割愛。
ホームディレクトリのDropboxというディレクトリの内容がクラウドに保存される。

DropboxをiPhone/Androidにもインストールする。
iPhoneアプリ
http://itunes.apple.com/jp/app/dropbox/id327630330?mt=8
Androidアプリ
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.dropbox.android&hl=ja

これで、パソコン、スマートフォンで同一のファイルにアクセスできるようになった。


●Ubuntu One
これは、Ubuntuが用意している、オンラインストレージで5GBが無料で使える。
Ubuntu Oneをクリック

「インストール」をクリック

認証が表示されるので、パソコンのログイン時に入力したパスワードを入力する。
アカウントをまだ作っていないので「まだアカウントを持っていません。サインアップする」を選択する。

名前やメールなどを入力する。絵で描かれている文字を入力する。これを「キャプチャ」と言う。

登録したメールアドレスに上記のようなメールに認証コードが記載されているメールが届く。上記の場合は、「FDNJJs」 である。

メールで届いた認証コードを入力して「次へ」をクリック

「Finish」をクリック

同期フォルダーを選択する。ここは次へをクリックすればよい。

デスクトップなどを同期対象に加えることも可能。特に選択しない場合は、「完了」をクリック。
ホームディレクトリのUbuntuOneというディレクトリの内容がクラウドに保存される。


Ubuntu OneをiPhone/Androidにもインストールする。
iPhoneアプリ


これで、Dropbox同様にクラウドにファイルが保存される。

次はその他。

メールやtwitterの設定

Ubuntuを手にしたら、まずはメールやSNSを使えるようにする。
大学のメールも多分読めるはずだが、ぜひこの機会に、プライベートのgmailアドレスを作成することをおすすめする。

●メールの設定
画面右上のメールのアイコンからメールを選択

自分の名前と、メールアドレス、パスワードを入力する。

上記の画面になったら、「アカウント作成」をクリックする。決してここで設定を操作してはいけない。(特にIMAPから変更してはいけない。)

この作業を大学のメールアドレスと個人のメールアドレスで2回を行う。これで、スマートフォン同様、大学、プライベートのメールがパソコンで読み書きできるようになる。

●TwitterやFacebook

画面右上のメールのアイコンからブロードバンドを選択

まず、twitterアカウントを選択して、「追加」をクリック

「認証」ボタンをクリックする。

twitterの認証画面が表示されるので、自分のtwitterのアカウントを入力して「連携アプリを認証」をクリック。

次にFacebookを設定する。
Facebookを選択して「追加」をクリック
「認証」ボタンをクリックする。
自分のFacebookアカウントを入力して、ログインをクリックする。

これで、twitterやFacebookのTLや書き込みが利用できるようになる。

●メッセンジャー
Ubuntu ソフトウェアセンターからPidginというソフトを探し出す。
上記のような表示が出たら、「インストール」をクリックする。インストールが終わったらDashホームを開き、pidginを起動する。

上記の画面が表示されたら「追加」ボタンをクリックする。

自分が使っているメッセンジャーを選択してアカウントを入力する。
Googleのアカウントを持っていれば、Google トークを利用することができる。

●gftp
使うかどうか分からないが、SFTPという機能を使うソフトをインストールしておく。
Ubuntu ソフトウェアセンターからgftpというソフトを探し出す。
「インストール」をクリックする。
上記は、gftpの画面である。

●メモ帳 (tomboy)のインストール
このメモ帳は、Ubuntu Oneと連携しているので入れておいたほうがいいかもしれない。
Ubuntu ソフトウェアセンターからtomboyというソフトを探し出してインストール。


●メデイアプレイヤー(VLC)のインストール
Ubuntu ソフトウェアセンターからVLCというソフトを探し出してインストール。



これで、普段使うソフトウェアの殆どがインストールされたはずである。
次回は、ストレージサービスのインストールと設定